役立つ知識

いじめは子ども達で解決してもらうと30%減る

意外にもいじめ問題について取り上げてなかったなーと思いまして。

と言ってもいじめは複雑で、コレ!ってな解決策が現時点ではないんですよ。

でもいじめは無くしたいなぁと思いながら、いじめの研究を漁っておりましたところ、これは新しいくていいなぁと思ったいじめ対策があったのでご紹介します。

いじめを30%減らす解決策

プリンストン大学、ラトガース大学、イェール大学らの共同研究で、中学校56校を対象にしたものになります。

早速結論を申し上げますと、

  • 学校内の影響力のある子にいじめを減らすメッセージを伝えてもらうと、いじめ率が30%減った!

 

ドラえもんで例えるなら、ジャイアンのいじめを無くしたいなら、出木杉くんに「いじめはダサいからやめよう!」とメッセージを広めてもらうのがいいみたいな事でしょうか。

研究者いわく、

社会規範を変える最善の方法は、インフルエンサー(影響力のある学生)に自分の声で話すことだと思う。

この様なアプローチを使って自分のメッセージを泡立たせるように促すことは非常に強力なことだ。

いじめを相談すべきは先生ではなく、学校の人気者にしろ!とな。

インフルエンサーをどうやって見つけるか?

この研究では以下の事も判明しておりまして、

  • 先生がインフルエンサーを選ぶとミスる
  • インフルエンサーは子ども達に直接聞くのが正確

 

どうも先生がインフルエンサーを選ぶとなると、「いい子」を選びがちで、影響力が反映されていないんだと。

そうではなく、実際に集団にいる子ども達に聞くと真のインフルエンサーが見つかるそうな。

確かに、コミュニティに所属していないと裏で牛耳っているボスは見つけられませんもんねぇ。

研究者いわく

メッセージを広めるために、特定の人々を精通した方法でターゲット設定することができます。

ターゲットとするべき社会的な指示対象は、子ども達から知ることができます。

その人々が誰であるかを把握し、彼らと協力して積極的な変化を促すための多くの方法を模索していくべきなのです。

この実験では、生徒に「学校の中で影響力のある子10人を教えてください」と言ったアンケートに答えてもらい、トップ10%の子をインフルエンサーとしていました。

これは人気投票みたいでやりたくないって先生もでてくるかもしれませんが…

まとめ

教育に応用すると?

①いじめを減らすメッセージは影響力のある児童生徒に広めてもらった方が効果がある。

 

②インフルエンサーは先生では見抜けないので、子ども達に聞いてみよう。

 

③子ども達でいじめへの規範を作る事に大きな意味がある。大人が作ったルールだと、破られやすい。

 

国の法律にはうるさいのに、自分のコミュニティの変なルールには従順ってのもコレですかね。

 

って事で、いじめは影響力のある児童生徒に解決してもらえ!って話でしたー。

 

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Elizabeth Levy Paluck, Hana Shepherd, and Peter M. Aronow(2016).Changing climates of conflict: A social network experiment in 56 schools

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