教師力UP

「頭がいいね!」と褒めるとズルしやすくなる

ある褒め方をすると子どもがズルをしやすくなる?!

トロント大学の研究でして、3歳と5歳の子どもに、推理ゲームをしてもらいました。

そして、2種類の褒め方で子どもを褒めたんですな。

  • 賢いね!グループ・・・「こんな問題が解けるなんて君は賢いなぁ!」と頭の良さを褒められたグループ。
  • 上手くやったね!グループ・・・「上手く考えたね!」と過程を強調したグループ。

 

どちらのグループも褒められると子ども達はゲームを続けるようになりました。

やっぱり褒めるって大切なのね。

で、褒めた後2問目の推理ゲームに行く前に、「ここに問題の答えを置いておくけど、見ないって約束できる?」

と子どもに約束させ、部屋を出たんだそうな。

そして、部屋の中はカメラで監視し、子どもが答えを見るかどうかを観察しました。

結果はといいますと、

  • 「賢いね!」と褒められた子どもは答えを見る割合が多かった!
  • 年齢は関係なかった

 

どうやら「賢さ」を褒めるとズルをしやすくなるそうな。

コレって結構大人がやりがちな褒め方ですよねぇ…おそろしや。

なぜ賢さを褒めるとズルをしやすくなるのか?

子どもの能力を褒めることは、能力に関連する安定した特性から生じることを意味します。

これは、特定の行動を褒めることや努力を褒めることなどの他の形の賛美とは異なるのです。

「賢い」とはいわばその子のアイデンティティの様なもので、失いたくないという気持ちが強いんですな。

そのため、ズルをしてまでも賢さを守ろうとするんだ、と。

まとめ

教育に応用すると?

①褒める時は、子どもの能力ではなく、過程を褒めるようにしよう。

 

②優しさや、誠実さといった道徳的に好ましいとされる性質は「君は優しいね!」と褒める事で、どんな時でも優しく振る舞う様になるだろう。

 

③模範的な生徒を紹介する時には、過程をしっかりと伝えよう。

 

褒め方で随分と変わるもんですね。

同研究では、賢さを褒めるとプレッシャーを感じやすくなる事も判明しております。

努力を褒めてあげられる様な人になっていただけるとよろしいかと。

 

って事で、賢いね!って褒めるとズルしやすくなるよ!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Li Zhao, Gail D. Heyman, Lulu Chen, Kang Lee(2017).Praising Young Children for Being Smart Promotes Cheating

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