役立つ知識

子ども達に異文化の人と交流させても好感度は高まらない!という研究

今回紹介するのは、米国心理学会の研究で、5〜6歳の英語話者(カナダ人)の子ども達を対象にある実験を行いました。

実験デザインはこんな感じで、

  • コンピューターのスクリーン上でカナダ英語を話す子と話してもらう
  • 次にイギリス英語を話す子と話してもらう
  • そして、どちらと友達になりたいかを尋ねるアンケートに答えてもらった

 

アクセントの違いで友人になりたいかを調べたんですな。

日本で言えば、東京生まれの人に標準語で話す人と、関西弁で話す人どっちが好きか聞くみたいなもんでしょう。

で、結果を引用いたしますと、

カナダの子供たちは依然としてカナダアクセントを話していた子を好んでいた。

面白いことに、日常生活でイギリス英語に触れていた子でも同様の傾向がみられたそうです。

つまり、関西人の友達がいようが、東京の人は標準語を話す人に好感を持ちやすいんですな。

ただし、アクセントが異なると嫌いになるという事ではないそうで、

幼児期に見られるこの傾向は、話し方が異なる相手を嫌うという事ではない。

むしろ、親しみやすさの問題であるだろう。

まとめ

教育に応用すると?

①多様性が増しても、異文化の人々を受け入れやすくなる訳ではない。

 

②異文化との交流が盛んにならないのは、嫌いだからではなく、自文化の方が好感が持てるから。

 

③幼児でも自分と似た子を好みやすいので、共通点を探し合ってもらうと友達になりやすくなるだろう。

 

この傾向は大人では見られていたんですけど、幼い頃からも見られるんですね。

多様な価値観に触れても好感度が変わらないってのは悲しい結果ですけど、そこら辺は理性で補っていくしかないのかも。

 

って事で、みんな自分と似た人が大好き!って話でしたー。

 

 

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Paquette-Smith, Melissa,Buckler, Helen,White, Katherine S.,Choi, Jiyoun,Johnson&Elizabeth K.(2019).The effect of accent exposure on children’s sociolinguistic evaluation of peers.

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