子どもの能力UP

「感情を切り離して考えろ!」は嘘。むしろ感情に頼った方が賢明な推論ができる

合理的な判断を下す場合には、主観を排して、客観的に見ていく必要があると言われます。

ディベート等の議論の場で主観が出てしまうと、説得力に欠けるとみなされてしまうんですな。

そのため、頭の良い人は冷静に、そして感情に左右される事なく物事を考えられる人だと思われているでしょう。

しかし、それって違うんじゃない?との研究がウォータールー大学から発表されまして、面白かったです。

賢明な推論は感情によってもたらされる

この研究では、賢者の要素を、

  1. 知的謙遜:自分が知らない事を自覚しているかどうか
  2. 他者視点で物事を捉えられるかどうか
  3. 流動的に世界を認識しているか
  4. 多様な視点で考えられるか
  5. あらゆる観点を統合し、ベストな判断を下せるか

 

の5つとし、3678人に対して、賢者レベルを測るテストを5つ受けてもらったそうです。

一連の調査からどんな事が判明したかと言いますと、

  • 感情が多様だと賢者レベルが高い

 

とのこと。従来のように感情を無くさなくてもいいんだ、と。

むしろ多様な感情を思い出す事で、より賢明な推論に達する事が出来るんですって。

研究者いわく、

賢明な推論は、感情を抑制し、冷静に考えるべきであるとの説と一致していないように思える。

意外すぎてビックリしました。

よくよく考えたら、映画とかでも機械の予測を無視して無謀な行動に出たが故に、ハッピーエンドを迎えるなんて事も多々ありますからね。

酸いも甘いも経験した人の方が人工知能よりも賢いのかも。

まとめ

教育に応用すると?

①感情に支配されすぎると誤った判断を下しやすいが、バランスのとれた多様な感情は賢明な判断を下す助けになる。

 

②いろんな感情を思い出してから物事を考えてもらおう。

 

③「怒り」・「悲しみ」・「嬉しさ」・「慈しみ」・「畏怖」といった感情を思い出させる写真を一通り見てから話し合いに参加しよう。

写真でなくても音楽とかでもいいかもしれません。

「あれ、今日イライラしてるな?」と思ったら落ち着く曲を聴いてバランスをとったりとかね。

これからは、主観を排して考えようとするのではなく、感情のバランスを取る事を目標にしていただければと思います。

 

って事で、賢者とは感情のバランスが取れている人!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Grossmann, Igor,Oakes, Harrison,Santos, Henri C.(2019).Wise reasoning benefits from emodiversity, irrespective of emotional intensity.

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