教師力UP

子どもの道徳性を高める絵本の特徴とは?

絵本やアニメーションには動物を擬人化したキャラクターを登場人物として物語を進めていくものがたくさんありますよね。

代表的なもので言えば、しまじろうやアンパンマンとか。

どれも子ども達から人気なキャラクターで、誰しもが通ってきた道でしょう。

そこで、トロント大学が「動物を擬人化させたキャラクターよりも人間の方が子どもの道徳性を育てるよ!」という研究が発表されておりまして、なかなか面白かったです。

動物VS人間 子どもにいいのはどっち?

この実験では子供たちを二つのグループに分けて物語を聞かせました。

  • 人間のような動物キャラクターから物語を聞いたグループ
  • 大人から物語を聞いたグループ

 

物語を聞かせた後、子供たちに物語を他の友達にも共有するように促したそうな。

その結果、人から物語を聞いた子ども達の方が共有したそうです。

意外ですねー。

子ども達は擬人化したキャラクターをどう見なしているのか?

子ども達に擬人化した動物キャラクターについて尋ねてみたところ、「動物のキャラクターは人間の特性に欠けている!」との声が多かったそうな。

つまり、擬人化されたキャラクターは人間とは別物だと解釈され、道徳的な振る舞いを促されても子ども達は参考にしなかったんですって。あらまー。

ただ、動物が出てくるような物語が無意味だと研究者は言っておりませんで、

親や教師は、物語を紹介していく過程で、人間との類似性を理解するのを助ける説明を付け加えて行くべきだろう。

人間と別物だと考えないようにさえしすれば大丈夫だ、と。

そもそも物語で道徳性は高まるのか?

この実験では物語の読み聞かせの前後に、子ども達に10枚のステッカーを渡し、「友達にあげてもいいよ!」と伝えたんですな。で、どんな結果になったかと言いますと…

  • 物語を聞くと友達にステッカーをあげやすくなった!
  • 登場人物が動物のキャラクターよりも登場人物が人間の方がステッカーをあげる枚数が多かった
  • ただ、動物キャラクターと人間との関連性を理解させるとステッカーをあげる枚数は同じくらいになった。

 

ちなみに実験に参加したのは6歳未満の子ども達でして、小学校に入学するまでは登場人物が人間じゃないと人とは別物とみなしてしまうのかも。

幼稚園・保育園の先生方は気をつけたいポイントですな。

まとめ

教育に応用すると?

①絵本の登場人物は人間である方が子どもの道徳性を高める。

 

②登場人物が動物でも、人間との関連性を説明する機会があれば問題ない。

 

③物語は子どもを利他的にする働きがあるので、アニメでも絵本でも何でも物語に触れさせるのが吉。

 

動物キャラクターを別物と見なしているってのは面白いっすねー。

とりあえずアンパンマンでも見せておけばなんとかなるだろうっていうのは安易な考えなのかも…

とにかく、子どもと一緒に会話しながら見るのが一番ですな。

 

ってことで、道徳性を高めるには人間が登場人物の物語を読み聞かせよう!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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