教師力UP

人の心をつかみ、行動を促すプレゼンの4つの条件

教師なら子ども達の前で話をする場面が沢山あります。

時には未来をイメージさせて、勉強や部活動のやる気を高めさせる必要がありましょう。

が、スティーブ・ジョブズのような沢山の人の心に響くスピーチやプレゼンをするのは難しいものですよね。

そんな悩みに、ロンドン市立大学がナイスな研究を発表しておりました。

人を動かすスピーチの4つの要素

この研究のタイトルを直訳すると「ビジネスアイデアを投資家に売り込む方法」ってな感じで、起業家が投資家からお金を引っ張るために効果的な方法について調べたもの。

「起業家じゃないから関係ないよ!」と思うかもしれませんが、プレゼンをして人の心を動かすという点では幅広く応用できるものとなっておりますので、参考になるかと思います。

では、1つ1つみていきましょう!

1.聞き手に未来のビジョンを想像させよ!

投資家からお金を引っ張ってこられたプレゼンのほとんどは未来のビジョンを明確に想像させていたらしい。

提案される要素はバラバラでも、最後は1つの絵になるように話を組み立てていく必要があります。

散りばめた要素を後でまとめあげるのは上級テクなので、先に結論を言ってしまうのがいいでしょう。

2.想像させた未来を現在に合わせる

「そうは言うけどいざ行動するとなるとねぇ…」と思った事は誰しもがあるでしょう。

いくら上手くいく未来を想像させても、実際に行動させるのは難しいもんです。

これを研究者は「論理的なタイムギャップ」と呼んでおられました。

研究者いわく、

未来を想像させるだけでは、現状とかけ離れすぎていて現実味が感じられない。

しかし、話を現在から始めていけば未来のビジョンが現在と同じ空間に存在させる事ができる。

例えば、

「プロ野球選手になろう!」

と言われても現実味が感じられませんし、むしろ、なれないなら練習しても意味ないやーと思ってしまいます。

が、これを

「あのイチローも1日300回の素振りをしていたから、プロ野球選手になる為には、まず素振りから始めてみよう!」

とすると、「素振りからならはじめてもいいかな」と思わせられますし、実際に行動してもらいやすくなるんですな。

3.現状を明確にする

ビジョンを語るだけだと聞き手はあなたを信用してくれないらしいです。

しかし、現在自分達が置かれている状況を明確に示した上で提案されると、プレゼンの信頼性が高まり、受け入れてもらいやすくなるんだそうな。

例えば、

君が勉強を苦手としていて、学校を嫌いな事は十分わかってる

けど、先生は君に勉強して少しでもいい学校へ進学して欲しいから勉強のサポートを全力でするつもりだ!

今日から少しずつ勉強してみないか?」

 

少しクサイですけど、まぁこんな感じです(笑)

4.データで考えを裏付ける

言わずもがなですが、具体例なデータがあると説得力が高くなります。

例えば、

  • 勉強した方がいいよ!

よりも、

  • 東京大学の研究によると、大学へ進学すると生涯年収が3000万円くらい多いらしいから勉強した方がいいよ!

 

と言った方が説得力が全然違ってきます。(ちなみにここで出したデータはてきとうです)

提案するアイデアの裏付けとなるデータがあれば、積極的に示していくのがいいでしょう。

まとめ

  1. 未来を想像させる
  2. 想像させた未来を現在に近づける
  3. 現状への理解を示す
  4. 主張をデータで裏付ける

 

の4つを上手く盛り込むと人の心を動かし、実際に行動してもらいやすくなるでしょう。

ちなみに、この4つを意識して政治家さんのスピーチを聞くと面白いですよ(笑)

上手い人は大抵この4つを組み合わせてますし、下手な人は未来だけ語ってたりとかしてね。

当ブログでは科学に裏付けられた知識を紹介しておりますので、データについてはこのブログを使っていただけたら幸いです(唐突なアピール)。

 

って事で、効果的なプレゼンの4つの要素でしたー。

 

Ruben van Werven, Bouwmeester, Joep P Cornelissen(2019).Pitching a business idea to investors: How new venture founders use micro-level rhetoric to achieve narrative plausibility and resonance

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