役立つ知識

健康な子どもを安全に出産するために押さえておくべき3つのこと。

出産に関する研究がたまってきたので3つほどご紹介いたします。

この3つは元気な子どもを産むために気をつけておくべき事なので、身近に出産を控えた人がいたら教えてあげてください。

ステロイド療法の副作用とは?

しばしば早産を防ぐためにステロイドが投与されます。

が、投与しすぎると赤ちゃんが小さな状態で産まれやすいそうな。

リンカーン大学らの元気で、約27万人の出産を調べたところ、

  • ステロイド療法をするほど赤ちゃんの体重が有意に小さかった!

具体的には、

  • 早産児に比べて約222.78g
  • 満期児に比べて159.25g

ほど体重が減少していたらしいです。他にも、7日以上のさらなる治療が必要になる可能性が高くなるんだそうな。

一般的な病院では24時間に1回の投与がガイドラインとされていますので、これ以上は控えるようにした方がいいでしょう。

Alina Rodriguez, Yingbo Wang, Anohki Ali Khan, Rufus Cartwright, Mika Gissler, Marjo-Riitta Järvelin(2019).Antenatal corticosteroid therapy (ACT) and size at birth: A population-based analysis using the Finnish Medical Birth Register

妊婦の喫煙はADHDの発症リスクを高める

お次はトゥルク大学の研究で、妊娠中の喫煙が子どもにどんな影響及ぼすのかを調べたものです。

妊娠中の喫煙は胎児の発育に悪影響とされておりますが、「ADHD(注意欠陥多動性障害)と関係しているのでは?」との事が判明したらしい。

どうやら、母親の血中ニコチン濃度が高くなるほど、人生の後半でADHDを発症するリスクが高くなるんですって。

血中ニコチン濃度はタバコを吸っていなくても、吸っている人と触れ合うだけで高くなりますのでね…(詳しくは以下の記事を参考にしてくださいませ)

妊娠が発覚したら夫婦共にタバコをやめて、一旦家の中を掃除した方が良さそうですね。

Andre Sourander, Minna Sucksdorff, Roshan Chudal, Heljä-Marja Surcel, Susanna Hinkka-Yli-Salomäki, David Gyllenberg, Keely Cheslack-Postava, Alan S. Brown(2019).Prenatal Cotinine Levels and ADHD Among Offspring

危険性の高い出産のタイミング

最後は「出産の際に母親が亡くなってしまう可能性」を調べた研究です。

これはリスク分析協会から出たもので、2005年から2010年のデータを分析したそうな。

で、どんな事がわかったのかをずらずらと並べますと、

  • 夜間の出産は合併症のリスクを21.8%高める
  • 週末の出産は平日よりも合併症の可能性を8.6%高くなる
  • 休日(祝日とか大晦日)だと29%高くなる

出産のタイミングをコントロールするのは難しいですが、週末と祝日は特に注意しておきたいところですね。

Sammy Zahran David Mushinski Hsueh‐Hsiang Li Ian Breunig Sophie Mckee(2019).Clinical Capital and the Risk of Maternal Labor and Delivery Complications: Hospital Scheduling, Timing, and Cohort Turnover Effects

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