教師向け

40%の教育的介入は無意味という事実

「子ども達の学力を伸ばしたい!」・「子どもがよりよく学べる環境を作りたい!」てな訳で、学校ではいろんな事をしております。

ある学校では昼寝の時間を設けたり、ある学校では映像授業を取り入れたり。

日々新たな試みがなされてますが、ヨーク大学から最近出たメタ分析によると、「教育的介入の40%は無意味!」という衝撃の事実が判明したらしい……

なぜ40%もの教育的介入が無意味に終わるのか?

この研究では、141個の教育的介入と成果を分析したんだと。

すると、

  • 教育的介入の平均効果量は0.06!

というなんとも小さな数字を叩き出したんだとさ。

まぁ、これは平均値なので、全ての教育的介入に意味がいないという事にはなりませんが……

効果量の基準といたしましては、0.4が中程度で、現実的に使えそうだなーというレベル。

とすると、うーん……すっごい小さいです。

暴力的なゲームをして攻撃的な性格になるのが効果量0.08くらいなので、やらなくていいのでは?と思えてきますな。

ちなみに、暴力的なゲームの影響力についてはガッツリと考察してますので、気になる方は下のリンクからどうぞ。

 

なんでこんなにも効果が出ないのかについては、1つ1つを深掘りしていく必要があるため、今は詳しい事は不明。

ただ、研究者は、

  • テストの成績を上げるのに相応しい教育的介入以外のものも混ざってるから
  • 新しい教育的介入に先生が慣れていないから
  • そもそも、介入のデザインが曖昧だから

と言った理由を挙げておられました。ありそうな話ですよね。

そういえば、「クラスの人数を減らしても子ども達の成績が変わらない」って話がありましてね。

そうなるのも、クラスの人数を減らそうが教師の授業スタイルが変わらないからなんですな。

これも教育的介入に教師が慣れてない一例と言えるでしょう。

まとめ

子ども達の事を考え新しい事をするのは大切です。

しかし、少なくともその4割は無意味なものである可能性があります。

  • なんか良さそう!
  • あの人が言っていたから!

で教育方法を決めてしまうのは時間もお金も無駄になりますし、なにより子ども達がかわいそうです。

ではどうするべきか?一番いいのは質の高い研究をまとめた論文を読むことです。

アインシュタインいわく、

現在のところ、われわれ人間が用いる理解の道具として 、科学は一番ましな道具である 。

とおっしゃっております。科学は完璧ではないものの、一番信憑性のある真実を教えてくれますので、教育には科学が重要だと考えております。

「そうは言うけれども、論文って難しいし、英語じゃん…どうすればいいの?」とお思いの方!

そんなあなたに簡単な解決策をお教えしましょう。それは……

  • このブログを毎日見る事です!(露骨なアピール)

 

当ブログでは堅苦しくて少し長い論文をコンパクトにまとめ、応用方法まで考察しておりますゆえ、簡単に効果のある教育が実践できるんですな(笑)

ピンポイントで知りたい事があれば質問メールを送っていただければ、順次リサーチして記事を書きますので、お気軽にどうぞ。

話がかなりそれましたが(途中からブログの宣伝に走ったから)、ここら辺でお暇させていただきます。

 

って事で、大半の教育的介入に効果がないから気をつけて!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Hugues Lortie-Forgues, Matthew Inglis(2019).Rigorous Large-Scale Educational RCTs Are Often Uninformative: Should We Be Concerned?

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