親御さん向け

変えられる性格・変えられない性格。50年間の追跡調査で判明

当ブログは心理系の研究を多く紹介しているんですけど、あんまり「性格」について書いてなかったーと思いまして。

ちょっと書いてみますね。

性格って変わるの?

心理学の世界だと、性格は変えられる派と変わらない派の2つが当然のように存在しております。

で、実はこの問題は未だ決着がついていないんですな。

個人的には性格を変えられる派を推したいですが…(変えられないなんて悲しいですし)

最近見た研究だと、「あんまり変わらないよ!」って結論でした(笑)

50年間性格の変化を調べたぞ!

今回紹介するのは、ヒューストン大学の研究でして、16歳の時点での性格と50年後の性格を比べてみたんだと。

すると、こんな感じになりました。

  • 衝動性は50年間ほとんど変わらない
  • 50年経つと平均して優しくはなる
  • 性格の変化が大きい人も小さい人もいて、個人差がある
  • 性格の変化に性別は関係なかった

 

歳をとるにつれて優しくなるらしいんですけど、これは脳の「扁桃体」って部分が鈍くなるからだと思います。

扁桃体とは感情をコントロールしている脳の部分で、ここが敏感だとイライラしやすかったりするんですな。

他の研究だと、扁桃体は歳を重ねていくうちに鈍くなる(つまり、ちょっとした事が気にならなくなる)事がわかっていますので、まぁこの結果には納得です。

衝動性については諦めるのが吉

衝動性が変わらないってのは…なんか悲しいですな(笑)

衝動性が高いと寿命が短い傾向にあるので、欲求をコントロール出来るようになっておきたいところ。

 

我慢出来ない性格なら、それを変に変えようとせず、いろんなテクニックを騙し騙し使っていくしかないかと。

当ブログで書いたことのある記事だと、

 

が参考になりそうです。ちょっと少なめなので我慢テクニックの記事を増やそうかなー。

なんで性格の変化には個人差があるの?

性格がかなり変わった人とあんまり変わらなかった人がいたんですけど、研究者らは、

  • 人の性格は環境に影響されるから!

 

って説明しておられました。例えば、学校では内向的でも、習い事でサッカースクールに通いだした途端外交的になった、ってケースは結構報告されてたりします。

当ブログでも昔、「人の性格は環境によって変わるからアイデンティティーなんてないんだ!」って話をした事があったり。詳しくは下のリンクからどうぞ。

 

ので、性格が大きく変わった人は、引っ越しとか留学とか環境の変化が原因だろうと考えられる訳です。

もちろん、性格はある程度遺伝で決まるとも言われており、これが性格は変えられない説の根幹を成しております。

今回の研究は、ある程度は遺伝で決まるけど、環境を変えれば性格は変えられる。つまり、性格は変えられない説を支持しながらも、否定する。そんな感じです。

まとめ

教育に応用すると?

①性格はある程度遺伝で決まるが、環境が変われば変えることができる。

 

②もし、自分を変えたいのであれば、新しいコミュニティーに所属してみたり、住む場所を変えてみよう。

 

③衝動性は変えられないかもしれないので、我慢できなくても決して自分の性格のせいにしてはいけない。

欲求をコントロールしたければ、その行動を取らないような工夫を考えよう。

衝動性には戦略をもって対抗すべし!

かくいう私も我慢できないたちでして、欲しい物があるとすぐに買ってしまいます…

そのせいで、数十万のiMacを最近買いました(めちゃくちゃ満足してますが、財布が寂しい)。

 

って事で、性格はあんまり変わらないかもだけど、変えたいなら環境を大きく変えてみよう!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Damian, Rodica Ioana,Spengler, Marion,Sutu, Andreea,Roberts and Brent W.(2018).Sixteen going on sixty-six: A longitudinal study of personality stability and change across 50 years.

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