役立つ知識

MDMAで臨界期が再開するというマウスの実験

「臨界期」ってあるじゃないですか。

物事を習得するのに適した時期の事で、一説ではこの時期に学習が行われないと一生身につかないと言われております。

例えば、言語習得だと、0〜1歳までに母語に触れないとネイティブ並みの発音が出来ないとか。

で、最近「臨界期の窓を再び開く薬を見つけたぞ!」って研究が『nature』で発表されてまして、おったまげました。

臨界期を再開する薬とは?

こちら、ジョンズホプキンス大学の研究でして、マウスを使って実験したもの。

まず、マウスに寝室の場所とパートナーを学習させたんですな。

マウスの臨界期は思春期と言われており、この時期を過ぎるとつがう確率が減っていくそうな。

で、臨界期が過ぎたところで、

  • MDMAを投与されたマウス
  • 食塩水を投与されたマウス

に分けて観察したところ、

  • MDMAを投与されたマウスは脳の神経回路が改善されていた!

とな。ざっくり言えば、物事の習得スピードが速くなったって事で、研究者は「臨界期の窓が再び開いた」と表現されておりました。

MDMAってどんな薬?

正式名は、3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン。一言で言えば麻薬です(笑)

MDMAは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを大量に分泌させる作用があり、体内に取り込むと楽しくてしょうがなくなります。

アメリカの大学生には有名な薬で、約3割の学生がパーティー前に飲んだ事があるとのデータもあったり。

が、セロトニンの大量に分泌が終わると、

  • 疲労感
  • 虚無感

を感じるそうな。脳に障害を抱えた人に効くのでは?と言われているものの、少しの使用でも脳細胞が破壊されるという研究もあり、人間に適応するかどうかは議論中(反対派が優先)。

まとめ

という訳で、MDMAを摂取すると学習スピードが速くなるかも?というマウス実験のご紹介でした。

断っておきますけど、絶対にMDMAを摂取しないで下さいね。違法ですから。

今回は、「MDMAが臨界期を再開させるかも!?」ってところが面白かったので紹介した次第です。

まぁ、そもそも臨界期ってあるのか問題もありますから、これまたらややこしいんですけども…

もしかしたらセロトニンを増やすと学習スピードが上がるのかも…?そこら辺を調べておこうかしら。

 

 

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Romain Nardou, Eastman M. Lewis, Rebecca Rothhaas, Ran Xu, Aimei Yang, Edward Boyden & Gül Dölen(2019).Oxytocin-dependent reopening of a social reward learning critical period with MDMA.

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