親御さん向け

文字なしの絵本って教育的にどうなの?

絵本に関するこんな質問を頂きました。

絵本に関する記事をいくつか読みました。

(中略)

では,文字のない絵本はどうなのでしょうか?

絵本を沢山読めば語彙力が上がるのは間違いないとして、だとしたら文字の無い絵本は教育的にどうなのか、と。

結論から言えばかなりおススメです。

文字が無いと会話量が増える

参考にしたいのが2013年にウォータールー大学から出た論文です。

18〜25ヶ月の子どもを対象に、絵本の読み聞かせをしてもらったんですな(参加数は25組み)。

その際に、

  • 文字ありの絵本
  • 文字なしの絵本

で会話量の違いを調べたところ、

  • 文字なしの絵本を読み聞かせると、レベルの高い言語活動が増えていた。

 

例えば、文字のない絵本を読み聞かせると、

  • 「このウサギさんはどんな気持ちかな?」
  • 「このリスさんはどこへ行くのかな?」
  • 「このゾウさんは何を食べたいと思う?」

みたいな、発展的な会話が増えていたんですよ。文字があるとどうしても物語の枠組みの中で考えがちなので、このような会話になりにくいんですな。

しかも、文字なしの絵本を読み聞かせると、追加情報が増えていたんですって。例えば、

  • リスは木の実を食べるんだよ
  • ゾウは家よりも大きいんだよ

などといった、情報が会話の中でよく見られていました。これはあらゆる事への興味関心に繋がりますから、教育的にはかなりいいですな。

文字なしの絵本→文字ありの絵本

なら、ずっと文字なしの絵本を読み聞かせるべきか?と言えばそうではありません。

会話である程度語彙力は高まるものの、いつしか限界がきてしまうんですな。

詳しくは下の記事を見ていただければと思います↓

会話の中で出でくる語彙には限りがありますから、次第に文字で書かれた絵本に移行していくのが望ましいです。

なので、

  1. 2歳までは文字なしの絵本で沢山会話する
  2. 3歳あたりから文字ありの絵本を増やしていく

 

ってのがよろしいかと思われます。

別に、文字ありの絵本でも、想像させるような質問を投げればいいんですけどね。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Angela Nyhout and Daniela K. O’Neill(2013).Mothers’ complex talk when sharing books with their toddlers: Book genre matters.

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