教師向け

ゴミを分別し、リサイクルを促す効果的なメッセージの伝え方とは?

地球の環境問題が年々酷くなっているため、3Rが重要。

  • リデュース(Reduce)・・・物を大切に使おう
  • リユース(Reuse)・・・使えるものは繰り返し使おう!
  • リサイクル(Recycle)・・・ごみを再び資源にしよう!

で、最近ペンシルベニア州立大学らから「リサイクルを促す効果的メッセージはコレだ!」って研究が出てたのでご紹介しておきます。

リサイクルした結果どうなるのか、が大事

111人の大学生に、リサイクルに関する3つのポスターを見せたんですね。

ざっくり解説しておくと、

  • Aのポスターはただ「リサイクルしよう!」と書かれたもの。
  • Bのポスターは「リサイクルする事で再び同じものが作れるよ!」と書かれたもの。
  • Cのポスターは「リサイクルする事で別のものに生まれ変わるよ!」と書かれたものになっています。

そして、クレヨンで絵を描く課題をこなしてもらい、その時出たゴミを分別するかを調べたところ、

  • Aのポスターを見た人でゴミを分別したのは50.88%
  • Bのポスターだと80.45%
  • Cのポスターだと79.06%

BとCの差は誤差の範囲内との事なので、リサイクルを促したいなら、「リサイクルした結果どうなるのか?」ってのを伝えていくとよさげですね。

さらに、この研究では他にも似たような実験をしていて、

下の2つの広告を見せた後にゴミの分別度が変わるかを調べたところ、

  • aを見た人の71.71%がゴミの分別をした
  • bを見た人は87.69%だった!

ゴミとそれが生まれ変わった状態を並べておくだけでも効果的なんだ、と。

研究者いわく、

私達の研究は、消費者にゴミがリサイクルによって何かに変わると考えた時、リサイクル行動がより促され、さらにその詳細な情報を記載しておくと、より効果的である事を示している。

「3Rが大事なんや!」って言うだけでは不十分なんですね。これはリサイクルだけでなく、募金とかでも言えそうな話でしょう。

まとめ

教育に応用すると?

①リサイクル行動を促したければ、ゴミが何に生まれ変わるのかをちゃんと教えよう!

 

②ゴミ箱の近くに貼るポスターもこの研究で使われたものを参考にして作ろう。そうすれば、分別してもらえる。

 

③望ましい行動を取ってもらいたければ、「その行動をした結果どうなるのか?」もセットで伝えよう。

Ex:

  • ペットボトルのキャップと本体を分けて捨てると新しいペットボトルを作る事が出来るんだよ!
  • ここに募金すると老人ホームに車椅子が提供され、おじいちゃん、おばあちゃんの生活が楽になるんだよ!

 

この研究をうけて、3Rやリサイクルに関するポスターをいろいろ見てみたんですけど、「リサイクルしよう!」・「3Rがを心がけよう!」ってのが意外と多く、(60%くらい)何に生まれ変わるのかを書いているポスターは少なかったです。

改善の余地が十分ありますな。

 

って事で、リサイクルを促したければ何に生まれ変わるのかを強調しよう!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Karen Page Winterich, Gergana Y. Nenkov and Gabriel E. Gonzales(2019).Knowing What It Makes: How Product Transformation Salience Increases Recycling.

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