親御さん向け

子どもの語彙を2倍増やす絵本の特徴

子どもの知性を確実に高くするものといえば、絵本の読み聞かせ、であります。

当ブログでも何回か絵本についての研究を紹介しています。

今回は1ページあたりの絵について見ていこうかと。

ベストな1ページあたりの絵の数とは?

参考になるのがサセックス大学の研究で、平均年齢3.5歳の子ども達に絵本を読んでもらったんですな。

その時に、

  • 1ページに1つのイラストが描かれた絵本
  • 1ページに2つ以上イラストが描かれた絵本

を読んでもらい、語彙の学習効果を調べたところ、

  • 1ページに1つのイラストが描かれた絵本を読んだ子ども達は2倍多く語彙を習得していた!

 

結構差がつきましたねー。絵が多いと学習の妨げになるんだ、と。研究者いわく、

我々の調査結果は認知的負荷理論を支持するものだ。

これは学習効率が課題の複雑さによって影響されることを示唆している。

今回の場合、子ども達に与える情報を減らすか、どこに注目すべきかを正しく指示して導くことで、この問題を解決できるだろう。

認知的負荷理論ってのは、その人が一度に処理できる情報のキャパがオーバーすると学習効率が下がったりするって理論です。

例えば、ストレスがありすぎるとテストの点数が悪くなったり、

心配事があるとそれが頭を占領してしまったり、

 

といった事が確認されています。今回の場合、一度に目に入る絵が多いと、文字への注意が散漫になり、言葉を覚えにくくなってしまったんですな。

大人であればまだしも、脳が未発達な3歳前後だったので如実に差が現れたのでしょう。

まとめ

教育に応用すると?

①絵本は見開き1ページに一つの絵が描かれたものが望ましい。

 

②絵が多かったり、動いたりするハイテク絵本は語彙を増やすのには不向き。

 

③総じて、絵本は紙の本がいい。

 

電子版の絵本だと他の機能に注意が向いてしまう可能性があるので、やはり絵本は紙が優先という事でひとつ。

もし、電子版の絵本だったり、見開きに2つ以上の絵がある絵本を読み聞かせるなら、

  • どこを見るべきかを指差す
  • 読んでいる文字をなぞる

は心がけておくとある程度認知的負荷を減らせますんで。

 

って事で、絵本は1ページに1つの絵がベスト!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Zoe M. Flack and Jessica S. Horst(2017).Two sides to every story: Children learn words better from one storybook page at a time.

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