役立つ知識

世の中にある教育・育児アドバイスに従っても意味はない

世の中に数え切れないほどの教育アドバイスが存在するんですな。

  • 息子を東大に入れた方法教えます!
  • 金メダリストを育てた教育法

とかとか。実際に結果を出しているので信憑性がありそうですが、「教育に関してはそんなアドバイスなんて役に立たない!」って研究があるんですよ(笑)

世に蔓延る教育アドバイスの大半には意味がない

「そんなバカな!」と思うかもしれませんが、ソースは2013年の研究で、なんとメタ分析。

メタ分析とは過去の研究をまとめて大きな結論を出すもので、信頼性としてはダンドツです。

これはヘブライ大学の研究で、双子を対象にした研究32個を分析したもの。総サンプル数は1万4600組で、最大級。

なぜ双子の研究に限定したかと言いますと、遺伝の要素を排除する為です。酷な話ですが、学力の何割かは遺伝で決まってしまいます。

 

なので、「私の教育で東大に入学させました!」と言っても、それは本当にその人の教育が効いたのか、頭のいい遺伝子を持っていたから東大に入れたのか、わからないんですよ。

そこで、登場するのが双子。双子だと遺伝子がほとんど同じですから、シンプルに教育方法の効果を調べる事が出来るってわけです。

では、結論です。

  • 教育的アドバイスでは教育の成功の34%しか説明できない!

3割くらいだと再現性には欠けますねぇ……他の要素もご紹介しますと、

  • 遺伝的影響は23%
  • 環境的影響は43%

あとは遺伝と環境で、一番重要なのが環境でした。環境ってのは、家庭環境や友人、学校とかです。

この結果を受けて研究者はこのようにおっしゃっていまして、

理想的な子育てのスタイルは1つではありません。

子どもによって能力が伸びるベストな環境を提供する必要があります。

そのため、親は子どもを兄弟間・他の子と同様に扱うべきではない。その子に応じた育て方を見つけていく努力が必要です。

まとめ

教育に応用すると?

①世の中にある育児・教育アドバイスに従っても、最大で3割ほどしか改善しない。

 

②最も影響を受けるのは環境。どこに身を置くのか、どんな環境で育つかが、その子の将来を大きく左右する。

 

③その子に合ったベストな学び方や環境を模索していく努力を欠かしてはいけない。誰かのように育てようとすると、その子の才能の芽を摘み取る事になるかもしれないのだから。

じゃあこのブログのアドバイスは意味ないのか?というと、アドバイスの中ではマシな方だと思ってます。

というのも、当ブログでは研究を通して、広く効果の認められた方法を紹介しているので、他の人のアドバイスよりかは成果が見込めるでしょう。

しかし、これも全ての人に適応できる話ではないので、毎日いろんな方法を提案している次第でございます。

教育者ならやり方を画一化せず、いろんな方法でアプローチをかけられるようになりたいですな。

 

って事で、世の中に蔓延る教育アドバイスに従っても成功しない!って話でしたー。

 

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Reut Avinun, Ariel Knafo(2013).Parenting as a Reaction Evoked by Children’s Genotype: A Meta-Analysis of Children-as-Twins Studies.

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