教師向け

好奇心を爆発させる指導・学習法

当ブログでは「好奇心って大事だよねー」って話を度々していましてね。

学校教育で言えば、「主体的に学習に取り組む態度」に繋がるんですな。

なので、上手く好奇心を刺激する事が出来れば学習を促進する事ができます。

なら、どうやって好奇心を刺激するか?って問題がありますけど、いい感じの研究が最近出たのでご紹介。

好奇心を刺激する方法

今回紹介するのはカリフォルニア大学の研究で、87人の成人に100個の雑学問題を解いてもらったんですな。

問題の一部を紹介しますと、

  • テキサス州立大学はどの都市にありますか?
  • 誰がラジオを発明しましたか?
  • ソクラテスの処刑で使われた毒は何ですか?

 

などなど。一通り解いてもらった後、

  • 答えがあっている自信
  • 問題への興味関心

を1〜7で評価してもらったんですね。で、各問題の答えを5秒間見てもらい、答えに対しての驚きレベルも評価。

そして、最後に正解した問題を取り除いて、再度雑学問題に取り組んでもらったんですよ。そしたら、

  • 最初の答えに自信があったものほど、問題への好奇心レベルが高かった!

という傾向があったんですな。例えば、

  1. 「世界で一番大きな海は?」
  2. うーん、なんだろ大西洋かな?聞いたことあるし、きっとそうだ。
  3. 自信があるから、7にしておこう。
  4. 「正解は太平洋です」
  5. えぇ?!太平洋かぁ間違えたぁ

こんな感じだと問題への興味関心が高くなっていたんですって。つまり、一連の実験から何が言えるかというと、

  • 人は知っていると思っているものに興味関心を抱き、好奇心が高くなる!

です。裏を返せば、よくわからないもの、知らないものは知ろうともしないし、頭にも残らないって事ですね。

好奇心を刺激するには既に知っている事を使おう

私たちの調査結果は、子ども達は自分たちが知っているが、知らないと思っていることが彼らの好奇心を高め、学習を動機付けることができる事を示している。

これを現実に応用するなら、

教師の場合 バージョン1

もっともシンプルなのが、みんなが思っている答えを裏切る事です。

  1. 予想させる(どうなると思う?)または、一般的な答えに誘導する(普通に考えたら〜って思うよね?)
  2. 裏切る(実は違うんだよ)(本当は真逆です)
  3. 理由の説明

こんな感じで授業を進めていけば好奇心は高まり、学習内容も頭に残るでしょう。

教師の場合 バージョン2

もう一つは、子ども達が既に知っている知識から発展させる事です。硬く言えば、「復習」ですね。

  1. とにかく知っている事を挙げてもらう
  2. 子ども達から出た情報に学習内容を肉付けしていく

これはかなりの高等テクで、指導案なんて書けそうもない授業になりそうですが、これも好奇心を刺激する効果的な授業の進め方と言えるでしょう。

個人の学習用

あとは一人で勉強する時に上手く好奇心を刺激できないか?ってのが問題でしょう。

そこで、好奇心を刺激する勉強する前のチェックリストを作ってみたので、個人学習用にお使いください。

  • 今から勉強する内容について知っている事はないかな?
  • 自分の好きな事と関係していないかな?
  • 自分の人生と関係していないかな?
  • 興味関心を高めるために、わかりやすい入門書はないかな?

 

私の例ですと、「スマホには害はない」って論文を読むとしたら、

  1. 先行研究で、スマホを使うと幸福度が下がるという事が判明している
  2. 自分はスマホで読書したり、論文を読むので、この論文を読む価値はありそうだな。
  3. おそらくスマホはこの先何十年も使う事になるので、人生に深く関わってくるだろう
  4. スマホの研究に関してはブログでちょくちょくまとめていたから、もう一度読んでおさらいしておこう。

って感じですかね。

だいたい5分くらいで終わるので、勉強前にやってみてください。

あとは、

  • この見出しから想像できる内容は?

と考えて、内容を予測しながら学習していくのも効果的。予想と違うほど好奇心が刺激され、頭に残ります。

まとめ

という訳で、好奇心を刺激する指導・学習法を提案してみました。

これはあくまで私が考えた活用法の一つに過ぎませんから、自分なりに好奇心を刺激する方法を考えてみてください。

 

って事で、人は知っていると思っていた事を知りたくなるよ!って話でしたー。

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Shirlene Wade and Celeste Kidd(2019).The role of prior knowledge and curiosity in learning.

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