教師向け

学習効率の上がる正しいグループ分けの仕方とは?

グループで一緒に学んでもらう!ってスタイルを取る教員さんもいらっしゃるのではないかと思われます。

ただし、学習の定着率が落ちてしまいますので、注意しなければなりません。詳しくは下のリンクからどうぞ。

 

それでもグループで学習させたいのであれば、グループ分けにも少し工夫が必要です。

子ども達の能力を最大限に引き出すグループ分けの方

教職に就いている方ならご存知かと思われますが、ピア・プレッシャー効果と言うものがあります。

これは、周りの環境に影響を受け、学力が伸びたり下がったりする事なんですな。

なので、いい環境を整えるのも教師の役目と言えます。そこで、ミズーリ大学が、「どんなグループで学習すると子ども達の能力は伸びるの?」ってのを調べてくれていました。

中学生274人を対象に、

  • 得意な事が共通したグループ
  • 苦手な事が共通したグループ

に分けてグループ学習を行なってもらい、グループワークの成功率を調査したそうな。

で、どっちが良かったかと言いますと、

  • 能力が似ている子同士を集めたグループの勝ち!

でした。今回の実験では、「社会的スキル」の高さでグループ分けをして交流してもらったんですけど、同レベルの子どうしだとグループワークが上手くいったらしい。

一方、不得意な事が共通しているグループは、グループワークが失敗する傾向にあったそうな。

グループ分けのポイント

という事で、グループ分けをする際には、

  • 得意な事が同じ者どうしでグループを組ませる!

ってのがよろしいかと。例えば、算数のグループ学習で考えてみましょう。

ダメなグループ分け

  • 計算が苦手な子を集めて補習をする

いいグループ分け

  • 算数の中で得意な分野が同じ子どうしをあつめ、計算能力を伸ばす補習をする

 

できない事でくくるのは効率的に思えますが、実は非効率的。

なぜかと言うと、できないにも程度があるからです。

例えば、割り算が苦手な子を集めて補習をするとしましょう。そうして集まった子は、掛け算が苦手な子や、足し算・引き算で躓いてしまっている子など様々。できないないにも多様なケースがあり、グループで学習するには非効率的になってしまうんですよ。

一方、できる事でくくると、到達点が同じなので学習が進みます。

これは、テストの点数だけで見極めるのが難しいので、「算数の中で得意なところはどこ?」みたいに、アンケートを取るのが無難ですかねぇ。

あとは全国学力テストの結果を参考にするとか。

まとめ

教育に応用すると?

①苦手な事が共通している子どうしを集めて学習させると、学習効率は落ちてしまう。

 

②得意な事が共通している子どうしでグループを組み、学習を進めてもらおう。

 

③見るべきはその子の得意な事。アンケートを定期的に実施して、子どもの実態を把握しておくべし!

これはあくまでグループ学習のお話で、意見を出し合うとか、議論とかだと多様性が重要になってきますから、グループ分けはランダムにした方がいいでしょう。

グループワークにも目的毎に最適なメンバーが異なりますからね。詳しくは下のリンクからご覧頂けたらと思います。

 

って事で、グループ学習をするなら得意な事が同じ子どうしを集めよう!って話でしたー。

 

 

あなたならこの知識をどのように活用しますか?下記のコメント欄から、あなたが考えた応用法を是非とも教えて下さい!

 

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Stichter, Janine P.,Herzog, Melissa J.,Malugen, Emily,Schoemann and Alexander M.(2019).Influence of homogeneity of student characteristics in a group-based social competence intervention.

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