教師向け

道徳の授業でコレをしないと意味がなくなりますよ!

どんな人向け?
  • 道徳の授業をする教師
解決される問題
  • 道徳の授業に意味はあるのか?問題
読むとどうなる?
  • 効果的な道徳の授業ができるようになる
  • 子供の道徳心を高められる

このあいだ、Twitterでこんなやりとりをしました。

いよいよ道徳の授業が本格化してきましたが、現場の教員的には、効果があるのかわからないそうです。

それもそのはずで、道徳の授業が子どもの道徳心を高める強固な証拠は現時点で存在していません(あればメールで教えてください!)。

そこで、道徳に関する研究がカリフォルニア大学から出ましたので、それを見つつ、効果的な道徳の授業について考えてみたいと思います。

道徳心を高める授業のコツとは?

4〜6歳の子ども101人を対象に、道徳的な番組を12分間見てもらいました。

そしたら、こんな事が判明しまして、

  • 確かに、道徳心を高めてはいた
  • しかし、問題が複雑になるとむしろマイナスな影響が見られた!

 

お店から物を盗んではいけない、みたいな分かりやすい内容ならよかったものの、

相手のバッググランドを理解し、柔軟に対応していかなければならない場合には、道徳的な番組が足を引っ張るそうな。

もう少し分かりやすく説明すると、

  1. 道徳的な番組を見ると、「善か悪か?」の二択の判断が強まる
  2. よって、グレーゾーンへの対応ができなくなる
  3. そうなると極論になりやすく、臨機応変な対応ができない

 

ざっとこんな感じ。道徳的な番組は、「暴力はいかなる場合も悪である」みたいな、固定観念を強めちゃうんですね。

これは、多様な社会やグローバル社会においては足を引っ張る事になりましょう。

なら、道徳の授業はどうしていくべきか?

そんな訳で、道徳の番組を見せたり、教科書を読み解いたりするだけでは、固定観念だけが強まって、多様な価値観を認められなくなる恐れがあります。

なので、道徳の授業をする際には、

  • 「なぜ、この行為はダメなのか?」を考える時間を定期的に入れる
  • 1シーンを別の立場になって考えてもらう

の2つは取り入れましょう。

まず一つ目として、子ども達が道徳的な行動の説明をできるようにするのが吉。

  • 「なぜ今コレをした方がいいのか?」
  • 「なぜ、Aの場面ではよかった事が、Bの場面ではダメなのか?」

必要であれば教師が説明しましょう。

二つ目の「立場を変えて考えてもらう」は、そのまんまです。

「A君はどんな意図でこんな行動をとったのか?じゃあB君はその時どう思っていたのか?二人の意見を見て、どう振る舞った方がいいのか?」

立場を変えて考えてもらうだけでも、固定観念を弱める事ができます。

現に、臨機応変に対応できる頭のいい人は、他社視点が上手です。

まとめ

教育に応用すると?

①道徳の授業は、「これは善!これは悪!」のような、固定観念を強める働きがある。

 

②それを防ぐには、教師が逐一説明を加えるか、子ども達に考えさせる必要がある。

 

③あとは、いかに立場を変えて考えさせる機会を提供するかが重要。

ちなみに、道徳の授業は低学年になるほどポジティブな影響(人に親切にしたり、嫌がらせをしなくなる)があるそうな。

なので、個人的には、多様な価値観を認められるようにするのが目的であれば、やる意味は多少あるかなー…くらいの印象。

 

って事で、道徳の授業では、その都度理由の説明を加えようね!って話でしたー。

 

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