教師向け

手軽にGRIT(グリッド)を伸ばすにはどうしたらいいのか?

日本の教育界でもグリッド(やり抜く力)が徐々に支持されはじめてましてね。たまーにグリッドの話をされる事があります。

ただ、当ブログ(効果のある教育のヒント)としては、結構否定的な立場をとってまして、昔こんな話をした事がありました↓

比較的新しい概念なので、適応するのは早くない?、と。

そんな中、「スポーツマンはグリッドが高いかも!」って研究が出たのでご紹介しておきます。

スポーツマンはグリッドレベルが高い

そんな研究を発表したのはカナダにあるアルバータ大学。

グリッドの生みの親であるアンジェラ・ダックワースさんが提唱したグリッド評価モデルを、スポーツマン用に改良し、251人の大学生アスリートで試したそうな。

あと、性格分析も実施し、スポーツの成績と比べてみたところ、

  • グリッドスコアが高いとスポーツの成績が良い!
  • スポーツの成績と性格は関係ない

って結果に。研究者いわく、

あなたが何か目標に向かって日々努力をしているのであれば、自然とグリッドレベルの向上がもたらされるでしょう。

なるほど。まぁ、スポーツだけじゃなくてもいい気がしますが…。さらに面白い事が判明しまして、

  • グリッドレベルの高い人は完璧主義傾向が低かった!

個人的にここが一番盛り上がったポイントでした(笑)

完璧主義主義といっても2種類あって、

  • 適応的完璧主義・・・高い目標を掲げ、それを目指して日々努力するタイプ
  • 不適応完璧主義・・・目標が達成できないと諦めたり、思い通りにいかないとイライラするタイプ

完璧主義がゆえに日常生活が上手くいかないのは、不適応完璧主義なケース。

例えば、

  1. 「1日で本を5冊読むぞ!」と目標を掲げる
  2. 途中で達成できそうもない事に気づく
  3. 萎える
  4. 読むのをやめてしまう

みたいなね。一番いいのは、5冊読めなくても読めるところまで読み切る事ですが、不適応完璧主義だとall-or-nothingなので何も達成できないんですね。

で、グリッドレベルが高いと不適応完璧主義ではなくなるらしいとのこと。

グリッドは後天的に身につける事ができる

誰もが自分の中にグリットの要素を持っています。

自分が情熱を注ぐ事ができるものを見つける。これに尽きる。

何かハマれるものを見つけられれば、自然とグリッドレベルがあがって、完璧主義がなくせるんだ、と。

ほうほう。私なら何でしょうか…一応ブログにしておこうかな。

まとめ

教育に応用すると?

①情熱を注げるものがあるとグリッドレベルが高くなる。アスリートは基本、スポーツに真剣なので、グリッドレベルが高いのだ。

 

②物事をやり抜けないのはあなたの性格のせいではない。情熱を燃やせる事に出会えていないからである。

 

③完璧主義な人は、ハマるものを見つけると症状が軽くなるかも。

学業成績への影響は不明なものの(今は否定派が強い)、スポーツとか仕事にはポジティブな影響があるのかもですねー。

論文を見た感じ、グリッド自体を伸ばすよりも、何かに打ち込む方が手っ取り早くグリッドレベルが上がりそうな印象を受けました。

なので、「コレだ!」ってものが一つあるといいなぁと思います。

 

って事で、ハマってる事があれば自然とグリッドレベルも上がるかも!って話でしたー。

 

 

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